19Apr
ソチオリンピック銀メダリストの竹内智香さんが
17日に行われた園遊会で着物姿で参加され話題と
なっていましたので少し調べてみました。
竹内智香さんは1983年12月21日生まれの30歳
身長165センチ 血液型はA型
3人兄弟の末っ子で兄が2人いるそうです。
出身は北海道旭川市で実家は大雪山の麓にある旭岳温泉で
ホテル「湧駒荘（ゆこまんそう）」を経営している。
旭岳温泉は大雪山への玄関口で登山の拠点としても
有名ですね。冬季はスキーの合宿地としても利用されています。
育った場所がスノーボードが出来る環境だったことも
影響したんでしょうか。
1998年2月に行われた長野オリンピックがきっかてで本格的に
スノーボード競技を始めたそうです。
高校はスノーボード部がある北海道上川高等学校に
進学したのですが当時の指導者が
クラーク記念国際高校に転勤したため
竹内智香さんも転校したそうです。
その指導者というのが「欽ドン!良い子悪い子普通の子」
でフツオ役をやっていた長江健次さんなんですね。
スノーボードの指導者もやっていたとは
知りませんでした。
高校在学中の2002年には
ソルトレイクシティオリンピックに出場。
2006年のトリノオリンピックでは9位に入賞する。
その後、日本の代表選考基準の曖昧さから
活動の拠点をスイスに移しスイスのナショナルチームと
トレーニングをします。
しかし、2010年のバンクーバーオリンピックでは13位。
スノーボードは日本ではマイナー競技であったため
支援する企業やスポンサーもないため無所属となったが
自らスノーボードイベントなどを企画し、
広島ホームテレビが竹内智香さんの支援に名乗り出ます。
その後、広島ガスが竹内智香さんと所属契約を結び
彼女のためにスキー部を創部します。
まだオリンピックで成果も出していないのに
創部までして支援する広島ガスには見る目が
あったのでしょうね。
そのせいもあってか、2012年12月にイタリアで行われた
パラレル大回転でFISワールドカップ初優勝を果たします。
その勢いでソチオリンピック直前の世界ランクは2位と
メダルを期待できるレベルまで成長していました。
そして2014年2月に出場したソチオリンピック
パラレル大回転では世界ランク1位の
パトリツィア・クンマーに惜しくも破れ銀メダルとなります。
しかし、スノーボード競技としては日本人女性初、
アルペン種目としては58年ぶりの快挙となりました。
そんな活躍もあって、4月17日に行われた
天皇、皇后両陛下ご主催の「春の園遊会」に
竹内智香さんも招かれることとなりました。
園遊会で竹内智香さんは振袖を着て出席されていました。
竹内智香さん着ている振袖はTAKAMI BRIDALの中振袖ということです。
園遊会で竹内智香さんは両陛下に
「スノーボードがこんなに面白い競技だとわかって」と
声をかけて頂いたようで、大変嬉しかったそうです。
ソチオリンピックでは銀メダルだったですが2018年の
平昌オリンピックではぜひ竹内智香さんには金メダルを
捕ってほしいものです。
