16May
1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群と並んで三大流星群のひとつに数えられるのがペルセウス流星群です。夏の一大天文ショーとして定着してきているペルセウス座流星群の2014年の見頃はいつなのか調べてみました。
ふたご座流星群やしぶんぎ座流星群と違って8月のお盆の時期に出現するペルセウス座流星群は明るい流星が多く、真夏ということもあり夜中であっても凍えることもなく観測しやすいナンバーワンの流星群だと考えられます。
ペルセウス座流星群の母天体はスイフト・タットル彗星で周期133年の周期彗星です。
極大時には1時間あたり30個~60個もの流星が出現し極大前後の数日間も1時間に10個以上の流星を観測することが可能です。
ペルセウス座流星群の2014年の日本での観測条件はあまりよくないといわれています。これは満月に近い月明かりがあり空が明るいからです。市街地や街灯などの光、月を視野に入れないことが大切です。
極大時刻は2014年8月13日9時頃です。夜明け後が極大なので肉眼での観測は13日未明が最も多く流星が見られると考えられます。ですので、2014年のペルセウス座流星群の見頃となる時間帯は8月13日0時から夜明けにかけてと予想されます。
ペルセウス座流星群を観測するうえでの注意点ですが、暖かい季節ですが寒さには十分注意して服を選んだほうがいいと思います。また、虫の多い季節でもありますので虫除けや虫さされの薬を用意しておいたほうがいいかもしれません。観測の際、寝転んで観測すると姿勢が楽なのでレジャーシートや寝袋を用意しておくのもいいかもしれませんね。
年に一度の天体ショーですので機会があればぜひ観測してみてください。願い事が叶うかもしれませんよ。